泉花堂三蝶(読み)せんかどう さんちょう

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「泉花堂三蝶」の解説

泉花堂三蝶 せんかどう-さんちょう

?-? 江戸時代中期-後期戯作(げさく)者。
明和-享和(1764-1804)ごろに活躍。みずから挿絵もえがく。古阿三蝶(こあ-みちょう)と同一人という説もある。通称は十六兵衛。著作に浮世草子「梅桜一対奴」,洒落(しゃれ)本「草木芝居化物退治」(別名「神代椙〓(“目へん”に「木」)論(じんだいすぎもくめあらそい)」)など。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

ベートーベンの「第九」

「歓喜の歌」の合唱で知られ、聴力をほぼ失ったベートーベンが晩年に完成させた最後の交響曲。第4楽章にある合唱は人生の苦悩と喜び、全人類の兄弟愛をたたえたシラーの詩が基で欧州連合(EU)の歌にも指定され...

ベートーベンの「第九」の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android