法師大名(読み)ほうしだいみょう

精選版 日本国語大辞典 「法師大名」の意味・読み・例文・類語

ほうし‐だいみょうホフシダイミャウ【法師大名】

  1. 〘 名詞 〙 寺領広く、威勢のある僧侶
    1. [初出の実例]「波多野玉泉坊は三千石知行し、飛鳥井宝光院は八千石知行あり、凡日本国一番の法師大名と沙汰しけるが」(出典:越州軍記(16C末頃か)四)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android