波の鼓(読み)ナミノツヅミ

デジタル大辞泉 「波の鼓」の意味・読み・例文・類語

なみ‐の‐つづみ【波の鼓】

波の音を鼓を打つ音にたとえていう語。また、波の調べのように打つ鼓。
「石に精あり、水に音あり、―も時を得て」〈謡・河水

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精選版 日本国語大辞典 「波の鼓」の意味・読み・例文・類語

なみ【波】 の 鼓(つづみ)

  1. 波の音を、つづみを打つ音にたとえていう語。また、波の調べのように打つつづみ。
    1. [初出の実例]「葦の葉の笛をふき、浪の鼓どうどううち」(出典:車屋本謡曲・猩猩(1466頃))

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