波介万法寺遺跡(読み)はげまんぽうじいせき

日本歴史地名大系 「波介万法寺遺跡」の解説

波介万法寺遺跡
はげまんぽうじいせき

[現在地名]土佐市波介 東本村

神母いげ谷の東側山丘の山麓に万法寺という寺があったが、現在は廃寺となっている。万福まんぷく寺ともいわれたようで、遺跡も波介万福寺遺跡ともよばれる。明治一六年(一八八三)寺域内の山林から偶然に二本の銅矛が発見された。袋部の耳を上に、鋒先を南に向けて並列して埋められており、一本は全長八二・八センチの中広形銅矛II型、他は全長八九・二センチの広形銅矛I型(ともに県指定文化財)

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

関連語 集落遺跡

貨幣 (名目) 賃金額を消費者物価指数でデフレートしたもので,基準時に比較した賃金の購買力を計測するために用いられる。こうしたとらえ方は,名目賃金の上昇が物価の上昇によって実質的には減価させられている...

実質賃金の用語解説を読む