泣連・鳴連(読み)なきつれる

精選版 日本国語大辞典 「泣連・鳴連」の意味・読み・例文・類語

なき‐つ・れる【泣連・鳴連】

〘自ラ下一〙
① (泣連) 多くの人々が一緒に泣く。〔日葡辞書(1603‐04)〕
② (鳴連) 多くの鳥、また、虫などが一緒に鳴く。
※俳諧・茶のさうし(1699)「小鯛も鰡もとれるいせうら〈桃隣黒崎の浜はからすの鳴つれて〈桃後〉」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

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