最新 地学事典 「泥質変成岩」の解説
でいしつへんせいがん
泥質変成岩
pelitic metamorphic rock
堆積岩起源の変成岩類のうち,泥岩(泥質岩)起源のもの。全岩化学組成はSiO2,Al2O3,FeO,MgO,K2O,H2Oの6成分系(KFMASH系)として扱うことができ,変成度に応じて,石英,斜長石,アルカリ長石のほか,緑泥石,黒雲母,白雲母,ざくろ石,十字石,アルミノケイ酸塩鉱物,菫青石,グラファイト,などが出現する。スコットランドのバロウ型累進変成地域では,泥質変成岩の鉱物組合せから,緑泥石帯,黒雲母帯,ざくろ石帯,十字石帯,十字石─藍晶石帯,珪線石帯,珪線石─アルカリ長石帯の7帯に変成分帯された。
執筆者:小山内 康人
出典 平凡社「最新 地学事典」最新 地学事典について 情報

