泰智寺(読み)たいちじ

日本歴史地名大系 「泰智寺」の解説

泰智寺
たいちじ

[現在地名]鹿島市浜町字野畠

浜川の南に有明海の舌状台地が延びる丘の麓にあり、永渓山と号する。曹洞宗。本尊釈迦如来。

「鹿島志」「藤津郡村誌」によれば、鹿島初代藩主鍋島忠茂が、もとこの地にあった智恩ちおん寺を他地に移し、その跡に常広つねひろにあった深立山天徳てんとく寺を移建して元和八年(一六二二)冬から九年春に落成し、隆心りゆうしん寺とした。その後寛永年中(一六二四―四四)に二代正茂が泰智寺と改名

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

関連語 末寺 寺門 遺髪

ローマ法王ともいう。ラテン語 Papaの称号はカトリック教会首長としてのローマ司教 (教皇) 以外の司教らにも適用されていたが,1073年以後教皇専用となった。使徒ペテロの後継者としてキリスト自身の定...

教皇の用語解説を読む