日本歴史地名大系 「泰智寺」の解説 泰智寺たいちじ 佐賀県:鹿島市八本木村泰智寺[現在地名]鹿島市浜町字野畠浜川の南に有明海の舌状台地が延びる丘の麓にあり、永渓山と号する。曹洞宗。本尊釈迦如来。「鹿島志」「藤津郡村誌」によれば、鹿島初代藩主鍋島忠茂が、もとこの地にあった智恩(ちおん)寺を他地に移し、その跡に常広(つねひろ)にあった深立山天徳(てんとく)寺を移建して元和八年(一六二二)冬から九年春に落成し、隆心(りゆうしん)寺とした。その後寛永年中(一六二四―四四)に二代正茂が泰智寺と改名。 出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報 Sponserd by