泰西輿地図説(読み)たいせいよちずせつ

改訂新版 世界大百科事典 「泰西輿地図説」の意味・わかりやすい解説

泰西輿地図説 (たいせいよちずせつ)

江戸後期の西洋地誌概説書。丹波福知山藩主朽木(くつき)昌綱著。1789年(寛政1)刊。17巻6冊。20余年の研究を積んだ労作で,ドイツ人ヒューブナーJohann Hübner原著の蘭訳世界地理書《ゼヲガラヒ》など多数の蘭書を取捨して著したヨーロッパ諸国の地誌。巻一はヨーロッパ総論,巻二~十四は各国地誌,巻十五~十七は地図都市図,諸図。学術的な西洋地誌の権威書として長く珍重された。復刻版に《蘭学資料叢書》7(1981)がある。
執筆者:

出典 株式会社平凡社「改訂新版 世界大百科事典」改訂新版 世界大百科事典について 情報

関連語 有坂

梅雨の季節に入ること。つゆ入り。毎年6月中旬~7月中旬の約1ヵ月間,九州から東北地方は梅雨の季節に入る。これは,北方のオホーツク海高気圧と南方の小笠原高気圧とに挟まれて,揚子江流域から九州,四国,本州...

入梅の用語解説を読む