洒落気(読み)しゃれけ

精選版 日本国語大辞典 「洒落気」の意味・読み・例文・類語

しゃれ‐け【洒落気】

  1. 〘 名詞 〙 ( 「しゃれげ」とも ) =しゃれっけ(洒落気)
    1. [初出の実例]「『噺(はな)ッ鼻血がまた出たァ』『兎角洒落(シャレ)けでのぼせるでげすからナ』」(出典:滑稽本・七偏人(1857‐63)四)
    2. 「あの打かぶりの乱れ髪、洒落気(シャレゲ)なしでは居られぬ筈」(出典:われから(1896)〈樋口一葉〉一〇)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

部分連合

与野党が協議して、政策ごとに野党が特定の法案成立などで協力すること。パーシャル連合。[補説]閣僚は出さないが与党としてふるまう閣外協力より、与党への協力度は低い。...

部分連合の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android