洒落っ気(読み)シャレッケ

デジタル大辞泉 「洒落っ気」の意味・読み・例文・類語

しゃれっ‐け【×落っ気】

服装などでおしゃれをしようという気持ち。「年ごろなのに洒落っ気のない娘」
気のきいた言動で、周囲の人を驚かせたり笑わせたりしようという気持ち。「洒落っ気たっぷりの人」
[類語]見栄めっき虚栄心飾り気気取り

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「洒落っ気」の意味・読み・例文・類語

しゃれっ‐け【洒落気】

  1. 〘 名詞 〙 ( 「しゃれけ(洒落気)」の変化した語 )
  2. 服装などをはでにして、きれいに見せようとする気持。
  3. 気のきいたことをしたり冗談などを言ったりして、相手を驚かせたり笑わせたりしようとする気持。
    1. [初出の実例]「なかなか漁師も好いばかりでは無いに定って居るものだが、又洒落気(シャレッケ)のあるもので結構これで足りるものよ」(出典:新浦島(1895)〈幸田露伴〉三)

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