洗釜村(読み)あらいかまむら

日本歴史地名大系 「洗釜村」の解説

洗釜村
あらいかまむら

[現在地名]象潟町洗釜

象潟海岸に沿い、北は中野沢なかのさわ村、東は大砂川おおさがわ村、南は川袋かわふくろ村に接する。

慶長一七年(一六一二)の由利郡御検地帳(本荘市立図書館蔵)に新井竈村とあり、また「仁賀保上浜内あらいかま村」とある。同検地帳に五七石余と記され、米・大豆・塩・漆が生産されていた。

慶長七年最上氏領となり、元和八年(一六二二)本多正純領、翌九年仁賀保挙誠領となり、寛永元年(一六二四)仁賀保家分知に際し、良俊(七千石家)領になるが、同八年天領となり庄内しようない(現山形県)酒井氏預領となる。元禄二年(一六八九)庄内大山代官所支配、明和六年(一七六九)再び酒井氏預領となる。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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