最新 地学事典 「津久見石灰石」の解説
つくみせっかいせき
津久見石灰石
Tsukumi limestone
大分県津久見市・臼杵市・同市野津町にわたって産出する石灰石。付近は秩父帯に属し,NE-SW方向に褶曲した中部ペルム系水晶山層,下部ペルム系奥川内層,下~上部ペルム系津久見層・小園層,下部三畳系碁盤ヶ岳層等が分布。各層とも石灰岩を伴うが,津久見層中のものが大規模で,向斜構造を示し長さ14km,幅最大1.7km,厚さ最大750mに及ぶ。戸高津久見・小野田津久見・日鉄津久見・津久見など7鉱山が稼行し,年産3,200万tで日本最大の石灰石産地。
執筆者:須藤 定久
出典 平凡社「最新 地学事典」最新 地学事典について 情報

