活字版(読み)カツジバン

デジタル大辞泉 「活字版」の意味・読み・例文・類語

かつじ‐ばん〔クワツジ‐〕【活字版】

活版かっぱん

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「活字版」の意味・読み・例文・類語

かつじ‐ばんクヮツジ‥【活字版・活字板】

  1. 〘 名詞 〙 木製または金属製の活字を組んでつくった印刷版。また、それで印刷したもの。一枚の板に彫った整板に対していう。活版
    1. [初出の実例]「活字版の法は李卓吾が法甚よし」(出典:随筆・愚雑俎(1825‐33)五)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

世界大百科事典(旧版)内の活字版の言及

【板木】より

…〈版木〉とも書き,彫板(えりいた),形木(かたぎ)ともいう。木版印刷用の版には板木を用いるものと,木活字を用いるものとがあるが,前者を整版,後者を活版(活字版)と称する。板材としては中国では,ナシ,ナツメのほか,アズサ(梓)を使い(出版を上梓(じようし)というのはこれに由来する),日本ではサクラが最も多く,細密画の場合にはツゲを用いた。…

※「活字版」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

今日のキーワード

部分連合

与野党が協議して、政策ごとに野党が特定の法案成立などで協力すること。パーシャル連合。[補説]閣僚は出さないが与党としてふるまう閣外協力より、与党への協力度は低い。...

部分連合の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android