内科学 第10版 の解説
活性化部分トロンボプラスチン時間(凝固線溶検査)
内因系凝固因子である高分子キニノゲン,プレカリクレイン,第Ⅻ因子,第Ⅺ因子,第Ⅸ因子,第Ⅷ因子,第Ⅹ因子,第Ⅴ因子,プロトロンビン,フィブリノゲンの欠乏,機能低下あるいは阻害因子があると延長する.通常はPTとAPTTを同時に測定して内因系のみ,外因系のみ,あるいは共通系のいずれの凝固因子の異常か見当をつけ(表14-5-8),必要に応じてそれぞれの凝固因子活性を測定する.[白幡 聡]
出典 内科学 第10版内科学 第10版について 情報