浅山新田(読み)あさやましんでん

日本歴史地名大系 「浅山新田」の解説

浅山新田
あさやましんでん

[現在地名]東海市名和なわ

名和村の西、伊勢湾に張出したところ。寛保元年(一七四一)名古屋の浅井七左衛門と大高おおだか(現名古屋市)の山口弥七郎の共同出資によって開発。名称両者頭文字をとってつけられた。明治六年(一八七三)の癸酉租税割賦帳(東海市史)には、畑三〇町・貢米二七石五斗四升七合、同年の租税皆済目録(同書)には、正租代金一三三円一三銭五厘、口米・掛米二七石五斗四升七合、米八斗二升六合、代金三円九九銭二厘、納合金一三円一二銭七厘とある。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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