浅草寺地中誠心院門前（読み）せんそうじじちゆうじようしんいんもんぜん

日本歴史地名大系 「浅草寺地中誠心院門前」の解説

浅草寺地中誠心院門前
せんそうじじちゆうじようしんいんもんぜん

[現在地名]台東区浅草三丁目

浅草北馬道（あさくさきたうまみち）町の北方、馬道の西側にある。南は無動（むどう）院境内、北は浅草寺地中延命院（せんそうじじちゆうえんめいいん）門前。浅草寺子院の北谷（きただに）誠心院境内東側に立てられ、天明三年（一七八三）より一〇ヵ年の年季門前地として許可され、その後も年季明けの度に更新を願出た。浅草寺領で町奉行支配。吉祥（きちじよう）院・徳応（とくおう）院・延命院の各門前とともに里俗に四ヶ院門前と称された。

コトバンクでは本文の一部を掲載しています。ジャパンナレッジをご利用いただくとすべての情報をご覧になれます。→ジャパンナレッジのご案内

出典　平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について　情報

今日のキーワード

仕事納

〘 名詞 〙 年の暮れに、その年の仕事を終えること。また、その日。《 季語・冬 》[初出の実例]「けふは大晦日(つごもり)一年中の仕事納(オサ)め」(出典：浄瑠璃・新版歌祭文（お染久松）（1780）油...

仕事納の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

AppStore

コトバンク for Android

GooglePlay