浅草新光明寺門前(読み)あさくさしんこうみようじもんぜん

日本歴史地名大系 「浅草新光明寺門前」の解説

浅草新光明寺門前
あさくさしんこうみようじもんぜん

[現在地名]台東区元浅草もとあさくさ四丁目

誓教せいきよう寺の北、新光明寺境内北西側に立てられた門前町屋。横寺町よこてらまち通に沿った片側町。北は新寺町しんてらまち通を隔て浅草東岳寺あさくさとうがくじ門前、西は横寺町通を隔てて等覚とうがく寺・浅草六軒あさくさろつけん町。宝暦九年(一七五九)門前町屋が許可された。町内間数は西より東へ表間口七間半。文政八年(一八二五)の家数四。当門前と浅草等覚寺門前から南の方への往来筋から浅草観音院あさくさかんのんいん門前・浅草地蔵院あさくさじぞういん門前辺りの門前町を合せて里俗に七軒寺しちけんてら町と称した。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

カイロス

宇宙事業会社スペースワンが開発した小型ロケット。固体燃料の3段式で、宇宙航空研究開発機構(JAXA)が開発を進めるイプシロンSよりもさらに小さい。スペースワンは契約から打ち上げまでの期間で世界最短を...

カイロスの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android