浅草正覚寺門前(読み)あさくさしようかくじもんぜん

日本歴史地名大系 「浅草正覚寺門前」の解説

浅草正覚寺門前
あさくさしようかくじもんぜん

[現在地名]台東区蔵前くらまえ三丁目

浅草三好あさくさみよし町預御用地の西、浅草御蔵前あさくさおくらまえ(日光道中)西側にある。正覚寺境内東側に立てられた門前町屋。北は浅草黒船あさくさくろふね町、南は浅草大護院あさくさだいごいん門前。宝永八年(一七一一)表間口六間二尺・裏幅五間三尺・裏行二四間一尺が門前町屋として許可され、宝暦八年(一七五八)表間口六間・裏行二九間二尺とされた。


浅草正覚寺門前
あさくさしようがくじもんぜん

[現在地名]台東区元浅草もとあさくさ四丁目

浅草本立寺あさくさほんりゆうじ門前の西、新寺町しんてらまち(現浅草通)南側にある。正覚寺境内北側に立てられた門前町屋。南は浅草阿部川あさくさあべかわ町、西は成就じようじゆ院。文政町方書上によると古跡拝領地であるが門前町屋の開設年代は不明で、寛文八年(一六六八)にはあったことが確認できるという。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

プラチナキャリア

年齢を問わず、多様なキャリア形成で活躍する働き方。企業には専門人材の育成支援やリスキリング(学び直し)の機会提供、女性活躍推進や従業員と役員の接点拡大などが求められる。人材の確保につながり、従業員を...

プラチナキャリアの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android