浚ゆ(読み)さらゆ

精選版 日本国語大辞典 「浚ゆ」の意味・読み・例文・類語

さら・ゆ【浚】

  1. 〘 他動詞 ヤ行下二段活用 〙 ( ハ行下二段活用の「さらふ(浚)」から転じて、室町時代ごろから用いられた語。多くの場合、終止形は「さらゆる」の形をとる ) =さらえる(浚)
    1. [初出の実例]「疏は通也。達也。又は さらゆる也。又はさくるともよむ也」(出典:足利学校本荘子抄(16C中)一)

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