改訂新版 世界大百科事典 「浜名大橋」の意味・わかりやすい解説 浜名大橋 (はまなおおはし) 浜名湖が遠州灘に通ずる今切口をまたぐコンクリート道路橋。国道1号の自動車専用道路浜名バイパス(2005年無料開放)のほぼ中央に位置する。橋長630m,5径間にわたって連続するプレストレストコンクリート桁構造で,その中央径間長240mは,1976年完成後しばらくの間この形式の橋として世界最長を誇っていた。橋脚と桁は一体構造となっており,中央径間の中央にはヒンジを設けて,桁に無理な力がかからないようにしている。桁は箱形断面で,もっとも背の高い中央径間橋脚上では厚さ13.7mと巨大。執筆者:伊藤 学 出典 株式会社平凡社「改訂新版 世界大百科事典」改訂新版 世界大百科事典について 情報