浦幌層群(読み)うらほろそうぐん

最新 地学事典 「浦幌層群」の解説

うらほろそうぐん
浦幌層群

Urahoro Group

釧路炭田の含炭淡水~汽水成の古第三系。主要夾炭きようたん層。中部に浅海成層を挟む。下位から別保層・春採(夾炭)層・天寧層・雄別(夾炭)層・舌辛層・尺別(夾炭)層に区分。下半部3層は淡水~潟沼成層で炭層を挟む礫岩層を主とし,西部では徹別層と一括されることもある。中部の舌辛層は均質な砂岩泥岩からなる浅海成層で,浦幌層群ではただ一つの夾炭部を挟まない地層。最上部の尺別層は汽水成層を主とし,ところにより不良な炭層を挟む。下位の根室層群,上位の音別層群と不整合。層厚約900m。石狩炭田の地層と比較すると,貝化石・植物化石では上部の尺別層は芦別層に,最下部の別保層は赤平層に,舌辛層はほぼ平岸層に対比され漸新世前期。また舌辛層の動物群が,幌内-浅貝型動物群の出現時期を示すと考え,古石狩湾を想定する一資料とされている。一方,有孔虫化石では舌辛層は中~上部幌内層に対比され始新世後期。西田彰一(1935)命名

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