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石狩炭田 いしかりたんでん

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

石狩炭田
いしかりたんでん

北海道中央部,夕張山地にあった日本最大の炭田。南北 100km,東西 25km。標高 500~600m,北部を空知炭田と呼び芦別,赤平,砂川など,南部を夕張炭田と呼び幌内,夕張,真谷地,南大夕張などの各炭鉱があった。

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デジタル大辞泉の解説

いしかり‐たんでん【石狩炭田】

北海道中央部の炭田。夕張・美唄(びばい)・砂川・赤平(あかびら)・芦別(あしべつ)などの炭鉱があったが、平成7年(1995)に閉山。炭質は強粘結性炭で良質。

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百科事典マイペディアの解説

石狩炭田【いしかりたんでん】

北海道夕張山地にあり,炭層の分布域が空知川流域から穂別川流域まで南北85km,東西30kmにおよぶ大炭田。新生代古第三紀層の中にあり埋蔵量約30億t。明治初期幌内(ほろない)炭鉱(三笠市)の開発に始まり,小樽市手宮との間に日本で3番めに古い鉄道が敷かれた。

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世界大百科事典 第2版の解説

いしかりたんでん【石狩炭田】

北海道のほぼ中央部に位置し,北は空知川流域から南は穂別川流域まで,南北約85km,東西最大約30kmの広大な地域を占める炭田。中生代の白亜系を基盤とし,古第三系,新第三系,第四系からなり,古第三系は石狩層群と幌内層群からなる。石狩層群(始新世~漸新世)は石狩炭田の含炭古第三系の総称で,下位から,登川,幌加別,夕張,若鍋,美唄,赤平,幾春別,平岸,芦別の9層に分けられている。炭田の北半部を空知地区,南半部を夕張地区と呼んでいる。

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大辞林 第三版の解説

いしかりたんでん【石狩炭田】

北海道中西部、夕張山地の西側にひろがる大炭田。北部の空知そらち炭田、南部の夕張炭田の二地区に分かれる。炭質は主に瀝青炭れきせいたん。1995年(平成7)までに炭鉱のすべてが閉山。

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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

石狩炭田
いしかりたんでん

北海道中央部にある日本最大の炭田。南北80キロメートル、東西25キロメートル、北は空知(そらち)川流域から南は夕張(ゆうばり)川流域に及ぶ夕張山地西部を占め、埋蔵量64億トン。北の空知炭田と南の夕張炭田に分ける場合もある。炭質は粘結性原料炭から、非粘結性の一般炭まで種々あるが、地質構造が複雑で、深部良質炭の採炭はガス爆発の危険性が高いため閉山に追いやられた例も多い。1997年(平成9)には坑内採炭の大炭鉱は姿を消し、露頭炭依存の八つの小炭鉱が芦別(あしべつ)、赤平(あかびら)、歌志内(うたしない)、美唄(びばい)などに残るにすぎない。石狩炭田の開発は、中部の幌内(ほろない)炭山(現三笠市)の開坑に始まり、1882年(明治15)に幌内と小樽(おたる)手宮間に鉄道が敷かれ、石炭輸送が始まった。当初は官営事業で空知集治監(監獄)(現三笠市)の囚人を使い、多くの犠牲者を出した。道庁時代に入ると経営は北海道炭礦(たんこう)鉄道会社(北炭)に移り、北の歌志内、南の夕張などに炭鉱が開発され、鉄道建設も進んで南の室蘭(むろらん)とも結ばれた。第一次世界大戦前後から本州大資本も炭鉱開発に乗り出し、北炭、三井、三菱(みつびし)、住友の四大資本が主要炭鉱を経営する点に特徴があり、中小炭鉱も加えて第二次世界大戦後には頂点に達した。多くの炭鉱都市の出現もこの時期である。1960年代以降、日本の石油エネルギーへの転換、海外輸入炭依存により、合理化や閉山が進んで、1997年(平成9)には年間出炭量も露頭炭65万トンにまで減少し、ほぼ全量が電力向けという状況にある。しかし国内エネルギー源の少ない日本では貴重な資源であることは確かである。[柏村一郎]

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