浦町神明宮(読み)うらまちしんめいぐう

日本歴史地名大系 「浦町神明宮」の解説

浦町神明宮
うらまちしんめいぐう

[現在地名]青森市橋本二丁目

橋本はしもとにあり、現在は浜町はままち神明宮とよばれる青森町神明宮の元宮であった。祭神は天照皇大神、旧村社。祭日六月一六日。

由緒によれば、寛永三年(一六二六)伊勢の七太夫が当地へ来て、太神宮御榊と御神璽を浦町村百姓勘解由に預けたのにはじまるという。同二〇年やなぎ町へ遷宮し、この地が元伊勢もといせとよばれることになった(青森市史)

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

カイロス

宇宙事業会社スペースワンが開発した小型ロケット。固体燃料の3段式で、宇宙航空研究開発機構(JAXA)が開発を進めるイプシロンSよりもさらに小さい。スペースワンは契約から打ち上げまでの期間で世界最短を...

カイロスの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android