浪華(読み)ロウカ

デジタル大辞泉 「浪華」の意味・読み・例文・類語

ろう‐か〔ラウクワ〕【浪華】

波が砕け散って花のように見えるもの。浪の花。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「浪華」の意味・読み・例文・類語

ろう‐かラウクヮ【浪華・浪花】

  1. [ 1 ] 〘 名詞 〙 砕けて白い花のように見える波。なみのはな。
    1. [初出の実例]「若出皇城此事、定啼南海浪花春」(出典菅家文草(900頃)三・宴後、通夜不睡、寄一篇於尚書左丞、以慰予情)
    2. [その他の文献]〔杜甫‐望兜率寺詩〕
  2. [ 2 ] ( 「浪花(なにわ)」の音読み ) 大阪のこと。〔新令字解(1868)〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

カイロス

宇宙事業会社スペースワンが開発した小型ロケット。固体燃料の3段式で、和歌山県串本町の民間発射場「スペースポート紀伊」から打ち上げる。同社は契約から打ち上げまでの期間で世界最短を目指すとし、将来的には...

カイロスの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android