コトバンクはYahoo!辞書と技術提携しています。

浮き寝 ウキネ

デジタル大辞泉の解説

うき‐ね【浮き寝】

水鳥が水に浮いたまま寝ること。
人が船の中で寝ること。
「波の上に―せし宵あど思(も)へか心悲しく夢(いめ)に見えつる」〈・三六三九〉
心が落ち着かないで、安眠できず横になっていること。
「涙川枕流るる―には夢も定かに見えずぞありける」〈古今・恋一〉
夫婦でない男女のかりそめの添い寝。
「いとかう仮なる―のほどを思ひ侍るに」〈帚木

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

大辞林 第三版の解説

うきね【浮き寝】

水鳥が水の上に浮いたまま眠ること。また、水上に停泊した船中で寝ることにたとえていう。「浮き」に「憂き」の意をかけて、不安な思いで寝る意を表す場合が多い。 「海原に-せむ夜は/万葉集 3592」 「しきたへの枕ゆくくる涙にそ-をしける恋の繁きに/万葉集 507
かりそめの添い寝。 「かりなる-のほどを思ひ侍るに/源氏 帚木

出典 三省堂大辞林 第三版について 情報

浮き寝の関連キーワード憂き哭・憂き音鴨・鳧・鳬浮き寝鳥万葉集水鳥の浮枕徒枕

今日のキーワード

だまし面接

企業が面談や懇談会と称して就職活動中の学生を呼び出し、実質的には学生を選考する偽装面接のこと。2016年卒業の大学生に対する選考活動の開始時期を、従来の4月1日から8月1日以降へと後ろ倒しする主旨の「...

続きを読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android