浮世の沙汰は金次第(読み)うきよのさたはかねしだい

精選版 日本国語大辞典 「浮世の沙汰は金次第」の意味・読み・例文・類語

うきよ【浮世】 の 沙汰(さた)は金次第(かねしだい)

  1. この世のことはすべて金でかたがつく。
    1. [初出の実例]「浮世の沙汰は金次第妖(ばけ)どのどうぢゃと尋ぬれば」(出典二人むく助(1891)〈尾崎紅葉〉三)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android