浮世の波(読み)ウキヨノナミ

デジタル大辞泉 「浮世の波」の意味・読み・例文・類語

うきよ‐の‐なみ【浮世の波】

《この世を海にたとえ、そこに立つ波の意から》人生浮き沈み。「浮世の波にもまれる」

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「浮世の波」の意味・読み・例文・類語

うきよ【浮世】 の 波(なみ)

  1. 人生の浮き沈みを、海の波にたとえたもの。また、この世のつらい風潮。
    1. [初出の実例]「ともすれば風にただよふうき草のうき世のなみに何やどるらん」(出典:壬二集(1237‐45))

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

世界の電気自動車市場

米テスラと低価格EVでシェアを広げる中国大手、比亜迪(BYD)が激しいトップ争いを繰り広げている。英調査会社グローバルデータによると、2023年の世界販売台数は約978万7千台。ガソリン車などを含む...

世界の電気自動車市場の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android