浮世離(読み)うきよばなれ

精選版 日本国語大辞典 「浮世離」の意味・読み・例文・類語

うきよ‐ばなれ【浮世離】

  1. 〘 名詞 〙 世の中の動きや人との関係などに無関心なこと。世間のわずらわしい物事から超然としていること。世間離れ。
    1. [初出の実例]「落ちついた━いっそ浮世ばなれのしたやうな心もちになりました」(出典:続末枯(1918)〈久保田万太郎〉)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例