最新 地学事典 「浮嶽変成岩」の解説
うきだけへんせいがん
浮嶽変成岩
Mt. Ukidake metamorphic rocks
福岡県西部浮嶽周辺の東西約3km,南北約1kmにわたる小規模変成岩類。周囲を白亜紀糸島花崗閃緑岩に取り囲まれブロック状に産する。構成岩石は主に砂泥質片麻岩と苦鉄質グラニュライトで,それぞれ直方輝石を含み,グラニュライト相の変成作用を受ける。砂泥質片麻岩の砕屑性ジルコンU-Pb年代から得られた堆積年代は360Maで,蓮華帯に相当する。一方,ジルコン変成リムのU-Pb年代は105Maと白亜紀を示す。参考文献:T. Adachi et al. (2012) 地質雑118巻39
執筆者:大和田 正明
参照項目:糸島花崗閃緑岩
出典 平凡社「最新 地学事典」最新 地学事典について 情報

