精選版 日本国語大辞典 「浮香世界」の意味・読み・例文・類語 ふこう‐せかいフカウ‥【浮香世界】 〘 名詞 〙 芳香のただよっている世界の意で、「維摩経‐香積仏品」に見える香積如来のいる世界(衆香世界)。[初出の実例]「香風四方に散じて、人皆浮香(フカウ)世界の中に在が如し」(出典:太平記(14C後)三九) 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例