海の物とも山の物ともつかず(読み)うみのものともやまのものともつかず

精選版 日本国語大辞典 の解説

うみ【海】 の 物(もの)とも=山(やま)[=川(かわ)]の物(もの)とも=つかず[=知(し)れず]

  1. どちらとも決定しかねることや、どういう物であるか、また、どうなっていくのかわからないことなどのたとえ。海とも山とも知れず。〔諺苑(1797)〕
    1. [初出の実例]「まだ海のものとも山のものとも知れねいんだからね。此(これ)なら大丈夫屋台骨が張って行けると云ふ見越がつかんことにゃ」(出典新世帯(1908)〈徳田秋声〉一)

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