海中音響情報通信網(読み)かいちゅうおんきょうじょうほうつうしんもう

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「海中音響情報通信網」の意味・わかりやすい解説

海中音響情報通信網
かいちゅうおんきょうじょうほうつうしんもう

水中における無線情報伝達手段である音響を用いた音響通信・通話システム,音響測位システム,音響映像システム等を統合した情報通信網のこと。海洋空間を利用した各種海洋プラントや海底居住等の実現のために,今後の研究開発が期待されている。特に海中作業や海中ロボットのコントロールに必要とされている。海中では音波の伝搬速度が1秒間に 1500mと遅く,また温度分布などにより音の曲がりもあり,最適なシステムの実現には多くの困難が伴う。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

ユーラシア大陸、北アメリカ大陸北部に広く分布し、日本では北海道にエゾヒグマが生息する。成獣は体長2メートル以上、体重300キロにもなり、日本最大の陸生動物として知られる。雑食性で草や木の実、サケ、シ...

ヒグマの用語解説を読む