海棠の雨に濡れたる風情(読み)カイドウノアメニヌレタルフゼイ

デジタル大辞泉 「海棠の雨に濡れたる風情」の意味・読み・例文・類語

海棠かいどうあめれたる風情ふぜい

美人が、雨にぬれた海棠の花のようにうちしおれている、可憐なようすのたとえ。海棠の雨を帯びたる風情

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

関連語 実例

精選版 日本国語大辞典 「海棠の雨に濡れたる風情」の意味・読み・例文・類語

かいどう【海棠】 の=雨(あめ)に濡(ぬ)れたる[=雨(あめ)を帯(お)びたる]風情(ふぜい)

  1. 美人のうちしおれた姿を、海棠の雨にうたれたさまにたとえていう。
    1. [初出の実例]「見ずしらずのわたし迄、いかいお世話と計にてしほるる姿。海棠(カイダウ)の雨をおびたる風情也」(出典浄瑠璃神霊矢口渡(1770)四)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

日本の株式の水準を示す、東京証券取引所第1部225銘柄の平均株価。単位は円。構成銘柄は時価総額の分布の変化などにより、適宜入れ替えられている。現在の形になったのは1985年5月からである。ダウ・ジョー...

日経平均株価の用語解説を読む