法則の辞典 「浸透圧係数」の解説 浸透圧係数【osmotic coefficient】 実際の溶液が理想溶液からのずれを生じる割合を示す量の一つ.ビエルム(N. Bjerrum)とグッゲンハイム(E. A. Guggenheim)によって導入されたもので,溶液の浸透圧 Π と,この溶液を理想溶液と見なしたときの浸透圧 Π0 との比を &scriptg; で表し,これを「浸透圧係数」という.浸透圧係数と溶媒の活動度係数 γ1 との間には,溶媒のモル分率を x1 とすると, &scriptg;ln x1=ln x1γ1 という関係が成立する. 出典 朝倉書店法則の辞典について 情報