消口を取る(読み)けしくちをとる

精選版 日本国語大辞典 「消口を取る」の意味・読み・例文・類語

けしくち【消口】 を 取(と)

ある消防組が他に先んじて消口をつくる。消口に組の名をしるした札を立てる。
落語・お祭佐七(1890)〈禽語楼小さん〉「一番肝腎な火先の鰌屋の家が蟋蟀籠の如く成りまして残ったから、め組の消口(ケシクチ)を取る事に成りました」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

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