火先(読み)ホサキ

デジタル大辞泉 「火先」の意味・読み・例文・類語

ほ‐さき【火先】

炎の先端。「ろうそくの火先
[類語]ほのおほむら火炎かえん光炎こうえん紅炎こうえん火柱ひばしら火の気火気種火火種口火発火点火着火火付き火加減火持ち残り火おき燠火おきび埋み火炭火火の粉火花火玉花火焚き火迎え火送り火野火

ひ‐さき【火先】

燃えている火の先端。ほさき。
火の燃えひろがる先の方。

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精選版 日本国語大辞典 「火先」の意味・読み・例文・類語

ほ‐さき【火先】

  1. 〘 名詞 〙 ほのおの先端。ほのおの上端。
    1. [初出の実例]「洋燈の炎尖(ホサキ)が下伏(したぶし)になって」(出典:葛飾砂子(1900)〈泉鏡花〉四)

ひ‐さき【火先】

  1. 〘 名詞 〙 燃える火の先端。炎。また、火の燃えひろがる先の方。
    1. [初出の実例]「火先(ヒサキ)は千住近くに至りて」(出典:紀文大尽(1892)〈村井弦斎大火事)

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