消口(読み)けしくち

精選版 日本国語大辞典 「消口」の意味・読み・例文・類語

けし‐くち【消口】

  1. 〘 名詞 〙 ( 「けしぐち」とも ) 火事などを消すためにとりかかる場所。また、火事などの延焼をくいとめた場所。転じて、そこに立てる消防組の名をしるした札。
    1. [初出の実例]「消口を遮り場所を争ひ候事不可然」(出典:徳川禁令考‐前集・第三・巻二九・正徳二年(1712)二月二六日)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android