涙声(読み)ナミダゴエ

デジタル大辞泉 「涙声」の意味・読み・例文・類語

なみだ‐ごえ〔‐ごゑ〕【涙声】

涙ぐんだ時の声。泣き出しそうな人の声。「涙声で訴える」
[類語]泣き声

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「涙声」の意味・読み・例文・類語

なみだ‐ごえ‥ごゑ【涙声】

  1. 〘 名詞 〙 涙ぐんだ時の声。泣きそうな声。なきごえ。
    1. [初出の実例]「わりや利根(りこう)に似ぬみれんな者じゃと涙声(ナミタゴヘ)て叱れば」(出典咄本・喜美談語(1796)子がへり)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

「歓喜の歌」の合唱で知られ、聴力をほぼ失ったベートーベンが晩年に完成させた最後の交響曲。第4楽章にある合唱は人生の苦悩と喜び、全人類の兄弟愛をたたえたシラーの詩が基で欧州連合(EU)の歌にも指定され...

ベートーベンの「第九」の用語解説を読む