涙曇(読み)なみだぐもり

精選版 日本国語大辞典 「涙曇」の意味・読み・例文・類語

なみだ‐ぐもり【涙曇】

  1. 〘 名詞 〙 涙のために目がくもりかすむこと。涙のために顔のはればれしないこと。また、涙を含んだかのように空が曇ること。
    1. [初出の実例]「涙曇りの顔ばせは」(出典:謡曲・檜垣(1430頃))

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android