液体金属燃料(読み)えきたいきんぞくねんりょう(その他表記)liquid-metal fuel

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「液体金属燃料」の意味・わかりやすい解説

液体金属燃料
えきたいきんぞくねんりょう
liquid-metal fuel

核分裂性物質液体金属に溶かし込んだ原子炉用燃料。高温での使用が可能で熱効率がよい,燃料の成形加工が不要などの利点があるが技術的難点も少なくない。たとえば,ウラン 233またはウラン 235をビスマスに溶かし込んだものやプルトニウムを溶かしたものなどがある。アメリカのロスアラモス研究所の高速増殖炉実験炉 LAMPREで実験的に研究されたものなどがあるが,研究段階であり一般的ではない。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

一度利用した製品を捨てずにそのまま再使用すること。ごみの削減に重要だとされる「3R」の一つで、衣類・服飾品や家電などさまざまな品目が取り扱われている。リユース商品の専門店やイベント、フリーマーケット...

リユースの用語解説を読む