最新 地学事典 「淘汰作用」の解説
とうたさよう
淘汰作用
sorting
一般的には,不均一あるいは不均質な個体の集りからなる一群の集団から,ほぼ均一あるいは均質な個体からなる一つまたはそれ以上の部分的集団が選び出される,あるいはいくつかの部分的集団が形成されること。生物進化論においては,この作用が自然の諸条件のもとで行われるとき自然淘汰(natural selection),人間の管理のもとで行われるとき人為淘汰(artificial selection)という。堆積学においては,雑多な起原をもち,不均一な集団である原材料から,運搬の過程を通じて,粒子の種類・粒度・形状・比重などに応じた分別と集積が行われる現象を淘汰という。粒度に応じた淘汰を特に分級作用または篩
執筆者:山下 昇
出典 平凡社「最新 地学事典」最新 地学事典について 情報

