淘汰作用(読み)とうたさよう(その他表記)sorting

翻訳|sorting

最新 地学事典 「淘汰作用」の解説

とうたさよう
淘汰作用

sorting

一般的には,不均一あるいは不均質な個体の集りからなる一群集団から,ほぼ均一あるいは均質な個体からなる一つまたはそれ以上の部分的集団が選び出される,あるいはいくつかの部分的集団が形成されること。生物進化論においては,この作用が自然の諸条件のもとで行われるとき自然淘汰(natural selection),人間の管理のもとで行われるとき人為淘汰(artificial selection)という。堆積学においては,雑多な起原をもち,不均一な集団である原材料から,運搬過程を通じて,粒子の種類・粒度形状・比重などに応じた分別集積が行われる現象を淘汰という。粒度に応じた淘汰を特に分級作用または篩別(ふるい分け)作用といい,その程度を数学的に表現する方法も考案されている。

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関連語 山下

岩石学辞典 「淘汰作用」の解説

淘汰作用

(1) 異なった粒度の堆積物の粒子が移動し沈澱する間に互いに分離する作用.(2) 破砕された堆積物の粒度の範囲または分散.範囲,すなわち標準偏差が小さい場合には淘汰作用は良いと表現され,範囲が大きければ淘汰作用は貧弱または悪いという.[Udden : 1914, Twenhofel : 1932, Pettijohn : 1975]

出典 朝倉書店岩石学辞典について 情報

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