淡島 寒月(読み)アワシマ カンゲツ

20世紀日本人名事典 「淡島 寒月」の解説

淡島 寒月
アワシマ カンゲツ

明治・大正期の小説家,随筆家,俳人,画家



生年
安政6年10月23日(1859年)

没年
大正15(1926)年2月23日

出生地
東京・日本橋馬喰町

本名
淡島 宝受郎

別名
別号=愛鶴軒,梵雲庵

経歴
福沢諭吉の刺激で欧米文化にあこがれ、アメリカ帰化を願っていたが、明治13、14年頃から江戸文化に親しみ、西鶴に傾倒し、明治期における元禄文学復興、特に西鶴調復活の推進力となった。のち禅、考古学キリスト教、進化論、社会主義などの思想遍歴をするが、晩年は玩具収集に熱中した。小説に「百美人」「馬加物語」などがあり、没後「寒月遺稿連句集」「寒月句集」などが刊行された。

出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報

367日誕生日大事典 「淡島 寒月」の解説

淡島 寒月 (あわしま かんげつ)

生年月日:1859年10月23日
小説家;随筆家;俳人;画家
1926年没

出典 日外アソシエーツ「367日誕生日大事典」367日誕生日大事典について 情報

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