コトバンクはYahoo!辞書と技術提携しています。

晩年 バンネン

4件 の用語解説(晩年の意味・用語解説を検索)

デジタル大辞泉の解説

ばん‐ねん【晩年】

一生の終わりに近い時期。年老いてからの時期。「幸福な晩年を過ごす」

出典|小学館 この辞書の凡例を見る
監修:松村明
編集委員:池上秋彦、金田弘、杉崎一雄、鈴木丹士郎、中嶋尚、林巨樹、飛田良文
編集協力:曽根脩
(C)Shogakukan Inc.
それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

世界大百科事典 第2版の解説

ばんねん【晩年】

太宰治の第1創作集。1936年砂子屋書房刊。初版には,1933年から36年にかけて発表された15の短編が収められている。遺書のつもりで書いたので《晩年》と題された。内容,文体ともに多彩で,太宰治の才能の萌芽がすべて出そろっている。そのなかで《葉》(1934)は習作の断簡によって構成された異色の作品。左翼運動からの転向後最初に書かれた《思ひ出》(1933)は幼年期から中学時代までの特異な感受性の成長をすなおに描き出した自伝的小説であり,《魚服記》(1933)は作者の内面の苦悩と民話的世界とが一体となった変身譚である。

出典|株式会社日立ソリューションズ・クリエイト
All Rights Reserved. Copyright (C) 2015, Hitachi Solutions Create,Ltd. 収録データは1998年10月に編集製作されたものです。それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。また、本文中の図・表・イラストはご提供しておりません。

大辞林 第三版の解説

ばんねん【晩年】

一生の終わりの頃の時期。

出典|三省堂
(C) Sanseido Co.,Ltd. 編者:松村明 編 発行者:株式会社 三省堂 ※ 書籍版『大辞林第三版』の図表・付録は収録させておりません。 ※ それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

晩年
ばんねん

太宰治(だざいおさむ)の第一創作集。1936年(昭和11)6月、砂子屋(すなごや)書房より刊行。思想混乱の時代の青年の生存苦をテーマに、多彩な手法を試みた短編15編を収める。『葉』は習作の断片を集めた精神的自伝。『思ひ出』は自伝的小説。『魚服(ぎょふく)記』『地球図』『猿ヶ島』は伝統的短編小説の手法による佳作。『道化の華』は心中の体験を素材にするが、登場人物でも作者でもない「僕」が創作の意味方法について混迷を告白するという実験的小説。『逆行』は小品を連ねた形式で、第1回芥川(あくたがわ)賞候補作。[鳥居邦朗]
『『晩年』(新潮文庫)』

出典|小学館 日本大百科全書(ニッポニカ) この辞書の凡例を見る
(C)Shogakukan Inc.
それぞれの解説は執筆時点のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

晩年の関連キーワード金砂子銀砂子斜陽族書房蒔き砂子砂子斜陽館三枝康高高橋彰一寺岡峰夫

今日のキーワード

朝鮮大学校

東京都小平市にある在日朝鮮人子弟のための学校。1956年設立,1968年各種学校として認可。朝鮮総連系の東京朝鮮学園が経営。大学教育に準ずる民族教育を目的とし,4年制の文学,歴史地理,政治経済,経営,...

続きを読む

コトバンク for iPhone

晩年の関連情報