普及版 字通 「淨」の読み・字形・画数・意味


19画

(異体字)淨
人名用漢字 11画

[字音] セイ・ジョウ(ジャウ)
[字訓] きよい・とろ

[説文解字]

[字形] 形声
声符は靜(静)(せい)。〔説文〕十一上に「垢(こうわい)無きなり」とあって、水の清澄な意とする。淨(浄)と声義が通ずる。わが国では「とろ」とよみ、波の穏やかなところ。淵瀬をいう。

[訓義]
1. きよい、すむ、いさぎよい。
2. わが国では、「とろ」という。

[古辞書の訓]
名義抄・淨 キヨシ・キヨム・イサギヨシ 〔字鏡集〕淨・ キヨシ・イケ・サムシ・スズシ・イサギヨシ

[語系]
・淨・靜dziengは同声。声義に通ずるところがある。

出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報

中国のゴビ砂漠などの砂がジェット気流に乗って日本へ飛来したとみられる黄色の砂。西日本に多く,九州西岸では年間 10日ぐらい,東岸では2日ぐらい降る。大陸砂漠の砂嵐の盛んな春に多いが,まれに冬にも起る。...

黄砂の用語解説を読む