深填(読み)ふかばまり

精選版 日本国語大辞典 「深填」の意味・読み・例文・類語

ふか‐ばまり【深填】

  1. 〘 名詞 〙 ( 「ふかはまり」とも ) 夢中になって、その状態から抜けられなくなること。ふけりおぼれること。耽溺
    1. [初出の実例]「実誠粋が身をくふ深ばまりと、ほれたお妻が意(こころ)いき」(出典洒落本・客衆一華表(1789‐1801頃)丹波屋之套)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

関連語 名詞 実例 初出

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android