深海成層(読み)シンカイセイソウ(その他表記)abyssal sediment

デジタル大辞泉 「深海成層」の意味・読み・例文・類語

しんかい‐せいそう【深海成層】

水深1000~2000メートルの深海底堆積物たいせきぶつ。火山性泥・赤色粘土や生物遺骸などからなる。

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精選版 日本国語大辞典 「深海成層」の意味・読み・例文・類語

しんかい‐せいそう【深海成層】

  1. 〘 名詞 〙 深さ一〇〇〇メートルないし二〇〇〇メートルを超える深海底に堆積した地層。火山性泥、赤色粘土、珪質泥などから成る。〔英和和英地学字彙(1914)〕

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岩石学辞典 「深海成層」の解説

深海成層

ブロニアールが下部中世代および上部古生代の堆積物に与えた名称であるが[Brongniart : 1827),後に1 000m以上の深さで底がわからない外洋性の堆積物と同義に用いられた[Holmes : 1965].ギリシャ語のayssosは底のない,測れないの意味

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