深草土器(読み)ふかくさかわらけ

精選版 日本国語大辞典 「深草土器」の意味・読み・例文・類語

ふかくさ‐かわらけ‥かはらけ【深草土器】

  1. 〘 名詞 〙 ( 「ふかくさがわらけ」とも ) 山城国紀伊郡深草(京都市伏見区深草)で製した土器。深草焼きの土器。
    1. [初出の実例]「ふか草かはらけ持てまゐりたりけるに、酒など飲ませて」(出典:古今著聞集(1254)一六)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

世界大百科事典(旧版)内の深草土器の言及

【深草】より

… 深草は古代末期より畿内を中心に行われていた土器作(かわらけつくり)の里としても有名である。土器は釉(うわぐすり)をかけない素焼の焼物で主として神事に用いられ,1168年(仁安3)11月の禁裏大嘗会の点地のときの行事にも深草土器を使用している(《兵範記》)。《醍醐寺雑事記》によると1179年(治承3)ころ深草には醍醐寺に従属する7名の名田がみられ,彼らは名主として生活しながら土器の生産を行っていたらしく,おのおのが一定の地子として反別4斗代と毎月360個の土器を醍醐寺へ貢納することが義務づけられていた。…

※「深草土器」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

菊の節供,九月節供,重九 (ちょうく) ともいう。五節供の一つ。旧暦9月9日の節供で,奈良時代より,宮中では天皇が紫宸殿に出御し,群臣に宴を賜わり詩歌文章をつくらせる菊花の宴が行われ,年中行事となった...

重陽の用語解説を読む