混合層粘土鉱物(読み)こんごうそうねんどこうぶつ(その他表記)mixed-layer clay mineral

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「混合層粘土鉱物」の意味・わかりやすい解説

混合層粘土鉱物
こんごうそうねんどこうぶつ
mixed-layer clay mineral

2種の粘土鉱物層面平行にして,繰返し積重なってできている鉱物。たとえば,雲母-モンモリロナイト,緑泥石-モンモリロナイトの組合せなどがそれにあたる。各層の厚さは多様。層序は規則性のない完全不規則型から成分層が交互に積重なっている完全規則型,部分的不規則型などがある。風化熱水作用などによってできる。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android