混播(読み)こんぱ

精選版 日本国語大辞典 「混播」の意味・読み・例文・類語

こん‐ぱ【混播】

  1. 〘 名詞 〙 同じ場所に二種類以上の植物が同時に育つように種子をまくこと。
    1. [初出の実例]「オーチャードとレッド(クローバ)を混播(コンパ)してある」(出典:しろうと農村見学(1954)〈桑原武夫〉)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

世界大百科事典(旧版)内の混播の言及

【混作】より

…トウモロコシとマメ類,サトウキビとカウピーなど作物の組合せについても,また散播,条播など栽培の様式についても多様な例がみられる。混作に似た方法で同じ目的をもつものに,数種類の作物の種子を混合して同時に播種する混播がある。混作のように,栽培された複数の作物を別々に収穫するものではなく,一つの作物のように考えて栽培する。…

【種まき】より

…種まきにあたっては,圃場または苗床の耕起,砕土,整地を済ませるのがふつうであるが,これらの作業を省いた不耕起まきあるいは不整地まきが行われることもある。
[種まきの方法]
 種まきの方法には,散播(さんぱん),条播,点播,株まき,混播などがある。散播はばらまきともいい,種子を圃場または苗床に一面にまき散らす方法で,牧草などの播種に用いられる。…

※「混播」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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