添ヶ津留村(読み)そえがつるむら

日本歴史地名大系 「添ヶ津留村」の解説

添ヶ津留村
そえがつるむら

[現在地名]久住町添ヶ津留

白丹しらに村の南西稲葉いなば村の南、稲葉川上流域に位置。白丹村米賀こめかからの肥後街道が南境を通り大利おおり(現熊本県産山村)に至る。慶長六年(一六〇一)の中川秀成知行方目録案(中川家文書)に「すいかつる郷」とみえ、高二六九石余。正保郷帳では家中やなか郷に属し、田高一五石余・畑高三二石余。弘化物成帳では中角組のうち、村位は中、免二ツ六分、田七一石余(七町二反余)・畑一二三石余(二三町三反余)、屋敷三石余(三反余)で、開田九斗余(四反余)・開畑四石余(八町七反余)がある。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

関連語 コメ 家中

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android